klasse × neopan で切り取ったモノクロームの世界。
試しにネガからのスキャンをしてみました。
※スライドショーが表示されない方はこちらから。
(Click!) あまりにも綺麗に読み込めるので、こうして見てみると
一見デジカメで撮ったみたいですね。
しかも、まるで一眼レフと見間違うくらいによく撮れてる気がします。
(フルスクリーンに拡大して見れます)
でも、カメラはあくまで軽量コンパクトカメラ。(重さ265g)
いやー klasseさん、良い仕事してくれますねぇ。
これから、klasseはモノクロメインで使っていこうと思います^^
先日、昔の写真を見返した時に、あらためて思ったのですが、
モノクロ写真は色あせないというか、その変わらぬ美しさに
ハッとさせられました。
‘モノ’として残し、数十年後に見返したときのことを思うと
モノクロ写真がベストなんじゃないかと思っています。
昨年買った本(フィルム写真の教科書)を読んでいたときに、
写真家の方の印象深い言葉がありました。
「デジタルで撮っていると、カメラによって色や描写が
違うため、中長期的な長いスパンで作品を撮りためていると
写真にバラツキがでてしまう。その点、フィルムカメラだと
何十年でも同じ機種、同じフィルムが使える。
デジタルからフィルムに戻ったのは、描写傾向のばらつきと
いう面からフィルムカメラを選択しているんです」、と。
私も大好きなモンゴルという国を渡り歩き、ボタン電池式の
カメラで十数年かけて撮り続けている清水哲朗さん。
セピア色で統一された写真集
(Click!) も、とっても素敵でした。
大好きな場所や故郷、大切な家族やこどもの成長記録など、
長年モノクロで撮り残している人がいるなら、
それってすごくステキなことだなと思います。
実は、モノクロのネガは、きちんと現像→保存すれば、ほぼ
半永久的に残せるのだとか。
(カラーネガの方が退色・劣化しやすいそう)
モノクロは色が無いようで、実はちゃんと反映されています。
知れば知るほど奥が深いなぁと。
なので、モノクロもその時々で楽しみつつ、今年中に自家現像が
できるくらいになりたいなぁと思う、今日このごろです。